白い花の庭づくり人、セミアです(⌒-⌒)

暦の上ではもう春!?
2月4日に“立春”を迎えてからは、ほんとうに小さな小さな春の変化を見つけては、喜んでいます。

この日から立夏の前日までの期間を、わたしたちは『春』と呼んでいます。ガーデナーの喜びの1つは、まだ寒い時期から春の喜びを感じることができるってこと。

とはいえ、まだまだ寒い2月です。写真に写してみなさまにお見せできるほどのスプリングな状態までには行っていません。

今日は、スロープガーデンの施行中だった頃の写真と、スロープガーデンの植栽計画の図を載せてみようと思います。


sg_planning.img

こちら↑の図が、植栽計画のプランです。ガーデナーSさんのところに通っているイラストレータの方が書いてくれました。(カクカクした部分は階段です)

今、こうして眺めてみると実際に植えた状態とはちょっと違っています。

植え付けの時に「なんかここじゃない感じ」がして、しっくりこなかったり、このプランツは「ここに来たがっている」と思ったりで、この図の通りには植えられていないですね。
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植えつけたばかりで、まだ低木もちびっこだし、宿根草は株が小さいしで、ガーデンというイメージじゃないですね。段々畑ってかんじ!?

スロープガーデンでとっても重要なこと。それは『土留め』の施行です。

なんといっても土留めがなくては、大雨が降るごとに土がぜんぶ流れていってしまいます。

石垣で土留めをするか、イペという熱帯雨林原産の木(腐りにくい)でするか、考えた結果、地形のことも考慮して “イペ” の木材ですることに。

まだ施行したての写真↑なので、木材がちょっと目立ちますね。

しばらくすると、古い木っぽく変化してゆきあまり目立たなくなってきます。

それから、植物が繁殖してきてだんだんと隠れて木部が見えなくなってくる予定(!?)です。

あ、そうそう。

アイキャッチ画像に貼付けたピンクの花の植物は、イングリッシュガーデンには必須アイテム♡の、『アスチルベ』です!

春の花なので神奈川県ではまだ咲いていません。昨年の初夏に師匠のガーデンで撮影したものです。

スロープガーデンにも『アスチルベ』の白花が数株、植えつけてありますよ〜♪『アスチルベ・ホワイトマジック』という名前です。

スロープガーデンは、クリーム、黄緑、アイボリーを含む、“白い花オンリー”の「ホワイトガーデン」です。

植物メモ

 

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【アスチルベ】

学名:Astilbe
ヤマモガシ科バンクシア属
草丈: 20~80cm
花期: 5月~7月
原産: 東アジア・北アメリカ
に約25種が分布する

落葉性の宿根草(多年草)
耐寒性が強く日陰でも育ちます。
日本・中国・朝鮮半島で約6種が自生
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