白い花の庭づくり人、セミアです(⌒-⌒)
オーストラリア原産の、珍しい植物に出逢いました。
キミドリ色のベル型の花を咲かせる
『ダーウィニア・コリーナ』(イエローマインテンベル)
という名前です。
日本には、いろいろなオージープランツが
入ってきていますが、これは見たことがない!
この苗には花がついてなかったけれど葉っぱ自体が
ハデな色合いで、キミドリイロに光っている感じです。
これでさらにキミドリ色の花が鈴なりに咲いてくると、
目を引くような鮮やかさになるだろうと想像します。
同じオーストラリア原産の植物でも、
生育法がそれぞれ違います。
好む環境も違うので、調べようとしたのですが、
情報がほとんど見つからず困りました。
そこで、英語のサイトを見てみたのです。。。
そしたらビックリ!(@@)
オーストラリア政府のWebサイトの中の、
環境部門のコーナーに、
『Yellow Mountain Bell Recovery plan』
というプロジェクトのことが書いてあったのです!
そこで見たものは。。。。
World Conservation Unionで絶滅危機に
瀕している植物としてリストに入れられている、
という事実。。。
「リカバリープラン」というのは、
政府でプロジェクトを組んで、
・種を採取する、
・生息数をモニターする、
・生息の環境を調べる、
・分布図を作成する、
などをしながら、『ダーウィニア・コリーナ』を
絶滅の危機から救おう、リカバリーさせよう、
という試みの様です。
【Endangered】絶滅の危機にある、
という言葉に重みを感じました。。。。
でも、なぜ日本でこんなにも元気に育って
いるのかしら!?
そして、なぜに我がガーデンへ?
いろいろと考えていたら、ガーデナーSさん
の言葉を思い出しました。
たとえば私があるオーストラリアの樹木のことを調べて、
「この低木は○mくらいに成長するから...」などと言うと、
「たぶんそれよりもっと大きくなると思うよ」
「生息地より日本の方が土が肥えてるみたいで」
と言っていたのです。
自生している場所より、異国でもっと大きくなっちゃう
事があるなんて、ビックリでした。
もちろん、全種類でそうなるわけではないと思います。
もしかしたら?もしかして?
この『ダーウィニア・コリーナ』さんは、日本の
土壌をえらく気に入ってくれてるのではないだろうか?
とセミアは推測しております。(信憑性なし?)笑
現在は、
西オーストラリアに所在するBluff Knoll(ブラフノール)
「スターリングレンジ国立公園」の高山の、ほんの一部に
しか生息していない『ダーウィニア・コリーナ』。
なんとかジャパンの我が庭で開花させて、
皆様にもそのユニークな姿をシェアしたいです!
原産地では1mくらいまで成長するようです。
花はこのサイズにしては大きめですが、
色がハデだからそう感じただけ?かしら。
話しは変わりますが。。。
743枚の植物絵画『バンクス花譜集』の
展示会へ行くことになっています♬
また報告いたしますね〜!
では、また明日ヾ(❀╹◡╹)ノ゙
❀❀❀Plant’s Nature❀❀❀
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【ダーウィニア・コリーナ】
俗名;(イエローマインテンベル)
学名:
英名:
Family: Myrtaceae(フトモモ科)
Genus: Darwinia(ダーウィニア属)
草丈 : 30㎝~1m
花期 : 3月〜4月 & 8月〜11月
原産地: オーストラリア西部
高山の一部に生息
キミドリ色のベル型の花が、
下向きに咲きます。
原産地のオーストラリアでは、
絶滅種にリストされている植物
で、保護活動が行われている。
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