真夏は西日がガンガンにあたる乾燥したエリア。
それなのに、丘の傾斜地に立地するため、
12月〜1月第2週目の期間は、日照ゼロ!
そのため、真冬は全体的に霜が降りて、
それが24時間溶けないという「暑くて寒い」
過酷なエリアなのです。

ご覧のとおり、階段がついている傾斜地です。
雨や風でどんどん土が落ちてしまいますので、
たくさん木で土留めがしてあります。
slopegarden_blog900_slope
ちなみに、西日がもっともガンガンにあたるのは、
上の図の中の下方です。
真夏は土がカピカピに乾燥してしまうので、乾燥を好む植物たち
しか植えられません。

【水路になってるエリア】

それから、丘の傾斜地にあるため『水路』なるものが
ガーデンを横切っております。
上の方に正方形のものがありますが、それはマスです。
山から流れ落ちてくる雨水は、U字構をつたってこのマスに
到達します。
そこから、下記の図の水色の部分『水路』を水が伝って
下のU字構へと染みながら降りてゆくようになっています。
slopegarden_blog900_slope_suiro
ご想像のとおり、水路を経由している箇所は
土に比較的湿り気があります。
ジャバジャバして湿っぽいわけではないので、
適度に湿り気があって水やり不要エリアともいえます。

水路の通り道となっている箇所には、乾燥が苦手で、
お水が好きなタイプの植物たちが植えてあります。
山アジサイやディクロアが喜んで咲いてくれるのでは
ないかと思っています♪

【番外編とは】

ここは我が敷地ではないのですが、隣接していてまるで
うちの庭のように見えます。
もし、ここだけ放置したら、雑草がどんどんこちらの庭にまで
押し寄せてしまいます。
また、強靭なツル性の雑草がたくさん生えて、見た目も
汚くなりますので、整備して土留めになる植物を植えました。

スロープガーデンより、さらに傾斜が激しいのでリュウのヒゲ
がしっかり根を張って、土留めとして活躍してくれています!
その合間に、野いちごの木やシダがポイントとなっています。
雑草や雑木などが入ってこないように垣根がわりにマートルが
植えつけてあります。

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