庭に植えた一年草、ニゲラが咲きました。可憐な一重咲きのブルーフラワーです。後半で写真を貼り付けますので、ぜひ見てくださいね。

初夏が近づいてくるにつれ、丘の庭ではさらに虫が増えてきます。

この季節になると、自分のことを「まるでダースベイダーみたいだよな〜」なんて、考えてしまうことも増えます。

小学生の頃に大好きだったカミキリムシ。
あの水玉模様と長い触角がかっこいい。
どっしりと構えているような遅い動きだからこそ、フレンドリーに感じていました。

しかし…
ガーデニングをやり始めてからは、カミキリムシは私の大敵となってしまったのです(涙。

綺麗な花が咲くお気に入りの低木の「幹の中」に、卵を産み付けちゃうからです。

大切なバラの根元に卵を産み付けられたために、幹の中で孵化した幼虫(テッポウ虫)が、木の幹の中身をモグモグ食べてしまったことがありました。(幸い、根っこは無事だったので新しいシュートが伸びてきて生き延びてくれましたが)

それから、お気に入りだった「アニソドンテア」というアオイ科の低木にも卵を産み付けられてしまいました。こちらは柔らかい木質みたいで、ダメになっちゃいました。大好きだったので、最近になって新たに小さな苗を入手してきました。

このような被害にあった翌年から「なんとか防御しなくては!」と、カミキリムシ/テッポウ虫への対処法を調べました。

「カミキリムシは卵を産み付ける前にその木のてっぺんにしばらくとまっている」という情報を知ったのはその時です。

カミキリムシ被害への対処法としては、午前中に庭をパトロールして、バラのてっぺん辺りにカミキリムシがとまっていたら速攻で駆除する、というかなりアナログな対策をしなくてはなりません。

実は、つい先日いたんです!
大事なバラちゃんの上にカミキリムシを発見!

生まれて初めてあの幼少期のアイドルだったムシ君を駆除しました(涙)。

そんな自分を客観的にみていたら「なんだか私、ここで戦争しているみたいだな」と思ってしまいました。

だって彼らは、ただ単にここ(丘の庭)に来て、食べ物にありついて、パートナーを見つけ、暮らし、子孫を反映させている、にすぎないのです。

決して私に嫌がらせをするために存在しているわけじゃない。

それは頭ではわかっているけれど、私だって大切なものを守りたいのですよね…。

生存欲と保守欲が交差する戦場ガーデン。
美しい花々が咲き乱れるガーデンの裏の顔です。
 

ニゲラ「ブルー・イスタンブール」は一重咲き

 
黄色いバラのコンパニオンプランツとして、ニゲラをそばに植えました。黄色✖️ブルーのコンビネーションが大好きなんです。

ブルー・イスタンブールの花は、一般的なニゲラと比べてやや大きめです。

蕾は白い色でまん丸、とても可愛らしいです。

咲き始めは白っぽいカラーをしていて、やがて水色っぽくなります。
 

 
さらに咲きすすむと青味が強くなってきて、最終的には紫っぽいブルーになります。

いろんなカラーが楽しめて、毎日ながめているのが楽しい!

蕾が次々と生まれてきます。
 

 

 
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ニゲラ・ブルーイスタンブール
(クロタネソウ) 
Nigella Damascena ‘Blue Istanbu
キンポウゲ科ニゲラ属
100cm
一年草 秋まき種
開花:4月下旬~7月上旬
ニゲラ・ダマスケナの一重咲き
地中海沿岸から西アジア原産
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