バラの季節がやってきました!
庭に出るといい香りが漂ってきます。
もちろんこれはバラの香りだけではないけれど、気分が盛り上がってしまう今日この頃。
咲き始めのバラは、ちょっと不恰好だったりしますが、本格シーズンはこれからです。
とりあえず今、咲いているバラたちをピックアップしてみます。
マチルダ
トップの写真は『マチルダ』です。
左隣の葉っぱたちは、西洋アジサイのピンク系。群生しているのでうどんこ病になりやすく、そうすると隣のマチルダちゃんにも移ってしまうので、気をつけなくてはなりません。
マチルダは、とっても多様な表情を見せてくれるバラです。同じ木に咲いているバラなのに、個別に写真を撮るとまるで別の種類のバラに様に違います。
上の写真↑は、同じバラの木の同じ日に咲いていた別のマチルダです。トップの花はグラデーションが強いですが、こちらはピンク一色のバラにも見えますね。
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マチルダ
Matilda
1m
横に少し広がるブッシュ樹形
5~8輪の房咲き 花径6.5㎝
香りはほとんどない。
作出:フランス メイアン
寒さ暑さに強く強靭です。
フロリパンダ
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ザ・ピルグリム
昨年まで鉢植えだったザ・ピルグリムを地植えにしました。木の柱に絡ませていきます。
葉っぱが柔らかく、黄緑色っぽくて綺麗です。淡い黄色のバラの花にぴったり。
ロゼット状に花びらが並んでいて、中央が濃いめの黄色で外側に向かっていくに従いだんだん淡いカラーになる、グラデーションが美しい薔薇です。
ただ一つだけ心配なこと。ザ・ピルグリムは花びらが散りやすいです。花びらの数が多いから、掃除も大変。
大雨や強風で、花が木っ端微塵になってしまいます。
天気予報をよく見て、大雨強風の予報が出ていたら、花をカットして室内で楽しもうと思います(が、いつも時遅しで...)汗。
爽やかな中に甘さが漂うこのローズの香り、大好きです。最高です!
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ザ・ピルグリム
The Pilgrim Climbing
2.5m
つるばらとランブラーローズ
シャローカップ咲き 花径7cm
ティー系の香りと古典的なミルラ香
作出:デイビッド・オースチン
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ザ・レディ・オブ・ザ・レイク
昨年、植えつけたばかりのつるバラです。だいぶ大きくなってきました。
ザ・レディ・オブ・ザ・レイクは、強いバラですが、見た目は華奢で柔らかな印象です。
花はコロンとした丸い形をしていてとっても愛らしい!
この写真はピンク色っぽく写ってますが、実際はオレンジがちょっとだけ入った「ピーチ・ピンク色」をしています。
開いてくると、中央に黄色い雄しべが見えて、それがまたチャームポイント。
ザ・レディ・オブ・ザ・レイクも、強風や大雨のときは花びらがテロンとなってしまいますが、散るほどまではいかないです。
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ザ・レディ・オブ・ザ・レイク
The Lady of the Lake
3-3.5m以上
中の大程度 ランブラー
半八重のコロンとした形 花径6cm
中香・バラらしい香り
作出:デイビッド・オースチン
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オデュッセイア
紫が入った赤「クリムゾンレッド色」の大輪を咲かせてくれる豪華な印象のバラです。
メーター関係を隠すために薔薇を植えたくて、あまり大きくならない種類を探していて出会いました。
背の低いバラは他にもあるのですが、幅があまり広がらないバラは少ないです。その点、株が暴れないオデュッセイアは最高ですね。
枝がしっかりしているので、強風が吹いても枝がゆらゆらしないし、花びらもしっかりしていてわりと雨にも強いです。
強いバラの香りに、うっとりさせられます。
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オデュッセイア
Odysseia
1.6m
シュラブ樹形・直立性
波状弁咲き 花径8㎝
強香・かぐわしき甘い香り
作出:Japan 木村卓功
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これから薔薇のシーズン
関東地方では、今バラの真っ盛りです。
我が家は日照の関係で、他の花もそうなのですが、近隣より一足遅く花が咲きます。
薔薇もこれからが本番かなと思っています。が...、一輪目もまだ咲いてない薔薇があってちょっと心配。
昨年は、パーソナルな事情からバラのお手入れができなかったのです。これから、挽回していかなきゃ!
バラの幹の中身を食い尽くしてしまうテッポウムシだけは、どうかきません様に!