白い花の庭づくり人、セミアです(⌒-⌒)

白い花が咲くドイツ作出のバラ、『アルテミス』の苗
を寄せ植えガーデンに植え付けました。

まだ若い苗なので、初夏に花がついたとしても貧弱な
ものかもしれませんが、こんな感じ↓の白い花が咲きます。

sg_Artemis640
Wikimedia Commons by Kor!An

元々植えてあったプランツをちょっとずらして
バラのためのスペースを開けて、深く穴を堀り
腐葉土をたっぷり入れたところがバラの定位置。
sg_artemis_uetsuke2
しっかりした太い茎をしていますが、小さめ苗です。
小さな葉っぱが少し顔を出し始めています。
sg_artemisia.me_1
アルテミスは性質が強靭で病気や害虫に耐性が強い品種。
バラはできるだけ薬をかけずに育てたいので、
強いバラが選ばれました。

これまで育ててきたミニバラ達には、ニームスプレーで
対応してきました。
これからもあまり薬を使わなくても元気に育ってくれる
バラだけを扱ってゆきたいと思っています。

その理由ですが……

弟犬のアシュ♂が5歳くらいの時に、オルトランを
散布した水滴をなめてしまったことがあったから。

ある日、アシュの容態が急変し、上からも下からも
血が出続け、何が起こったのかわからずうろたえました。

獣医さんも血液検査でどこも内蔵が悪くなって
いないので、診断ができずに困り果てました。

生まれてから一度も大きな病気などしたことないし、
午前中まで元気よく遊んでいたのだから、
どう考えても、毒による急性症状としか考えられません。

そこで、家の中にある毒物を探しました。
すると「オルトラン」しか見つからなかったのです。

オルトランの袋の裏側に極小の文字があったので、
虫眼鏡で読んでみましたら、こう書いてありました。

「もしペットや子供がオルトランを口に入れて
しまった場合は、以下の解毒薬剤を注射するよう
医師に伝えてください」

それは、地下鉄サリン事件の時に救急車で病院に
運ばれた人たちが打った注射の薬剤と同じものでした。

すぐにアシュを入院させていた動物病院に電話を
してその薬剤があるかどうか聞いてみると、
在庫があるとの事。即注射をしてもらいました。

この解毒薬剤を注射したことで、3日間
上からも下からも汚物や血を流し続けていて
すっかり昏睡状態だったアシュが、
フツーにとことこ歩いて、フツーな状態で家に
帰ってきたのです。

ホッと胸をなで下ろしました。。。
その時に、オルトランなど全ての薬剤を捨てて、
もう二度と使わない!!と心に誓ったのでした。。。

アルテミスさんはそんな我が家のルールにも
ついてきてくれるような強いバラだということです。
これからよろしくお願いしますね♡
sg_artemisia.me_yukiyanagi
バラのそばに植えてあるのが、斑入りユキヤナギ。
葉っぱが出そろいはじめましたので、そろそろ
純白の小花をいっぱいつけてくれるでしょう!

そのお隣は、白くて香りのよい花を咲かせる
葉が黄緑色のキボウシです。
(現在、地上部が無くなってますが1mmほど
新芽が顔をのぞかせています)

グランドカバーには『タツナミソウ』。
寄せ植え花壇の淵どりには、
『姫アガパンサス』が並んでいます。

タツナミソウも、姫アガパンサスも、どちらも
まだ葉っぱがしょぼい冬ルッキングです。
本領発揮は、これからですね〜。

寄せ植え花壇に植え付けした時の記事

 

では、また明日ヾ(❀╹◡╹)ノ゙

 

❀❀❀Plant’s Nature❀❀❀
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【アルテミス】
英名: Artemis
ドイツ Tantau作 2009年
草丈 : 150cm~180cm
花期 : 四季咲きつるバラ
原産地: ドイツ
花は中輪(白) 6cm
アニスの香り
地植えなら乾燥したときだけの
水やりでOK。
病気や害虫に耐性が強く育てやすい。
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