ロックガーデンに、たくさんのブルンネラの小さな苗を植えつけたのは、昨年の秋でした。もう寒くなりかけてたので、かなりボロボロな見た目の苗でしたが、過酷な冬の間の霜にもめげずに、春、沢山の美しい葉っぱが出てきました。葉の数は、毎日みているとどんどん増えていってますね。

花数も日に日に増えていってます!花持ちがよいので、増えるいっぽう!?という気がします。まるっこい花弁が愛らしい、真っ青の小花です。ワスレナグサと同じくらい、ちっちゃいですね。
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ブルンネラは、いろいろな品種があります。常緑のものと冬に葉をおとすものとがあります。また、性質が弱い品種もありますが、わがガーデンは過酷な冬を乗り越えなくてはならないので、常緑で生育力がある種類を選びました。

植えたのは、二種類。ミドリ色の葉をもつ『ブルネラ・マクロフィラ』と、銀葉の『ブルネラ ・ルッキンググラス』の2種類です。銀葉の方が弱い植物もありますが、ブルンネラの場合はどちらも同じくらいの強さだという感覚です。写真は、夕方暗くなりかけの時に撮影しましたので、ブルンネラが一番美しく見える「光」を放つ時間帯です。
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この薄暗い光の中で見ると、ルッキンググラスの銀葉は、ほんとうにシルバー色に輝いているかのように見えます。だからこそ、葉脈の深いグリーンが浮いて見え、より美しさが強調されます。シルバーだけだと、この美しさが引き立たないかもしれませんが、ミドリ一色のマクロフィラと一緒に混ぜて植えたことで、お互いの美しさを引き立て合っています。
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このあたりには、下の写真↓でちらっと見えている『斑入りのヵレックス』や、日陰でもよく咲く『ヤブラン・モンローホワイト』が沢山植わっていますが、まだ冬モードのままです。巨大な花穂を伸ばす純白の『アカンサスもあるのですが、こちらもまだお休みモードですね。『アルンクス ミスティレース』は、ツボミをつけ始めていますが、まだまだこれからです。
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そんな感じの、山麓ボーダーガーデンですので、ただいまはブルンネラの “独り舞台” となっておりまして、たいへんに美しいシルバーやブルーの雰囲気でいっぱいです。

ブルンネラを育ててみたくて憧れ続けていましたが、この植物にピッタリの日照その他の条件の場所がこれまでの住環境ではなかったのでした。山麓ボーダーガーデンは、はしごで登って手入れしなくてはならない、ちょっとたいへんな場所。でも、こんなに幸せをいっぱいもたらしてくれる大好きなエリアです♬
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水色の花を咲かせるブルネラ、待っていました♪

昨日、ここに『ホスタ』を植え付けしました。葉色や葉の模様がぜんぜん違う4種類を、同時に植栽しましたので、それぞれの違いを比べられるような記事を、のちほど夕方5時ころにアップしますね♬よろしければご覧ください。

Plant’s Note

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【ブルネラ・マクロフィラ】
学名: Brunnera macrophylla
ムラサキ科  宿根草 (暖地では半常緑)
別名: ブルンネラ シベリアン ブグロス(英名)
原産: ヨーロッパ
草丈: 40cm

葉に斑が入ってないタイプのブルネラの原種。
葉色は輝いているようなキミドリ色。
わすれな草のような小さな水色の花を初春に咲かせます。
葉の形がハート形みたいで、花が無いときも楽しめ、
ナチュラルな雰囲気を醸し出してくれます。
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【ブルネラ ・ルッキンググラス】
学名: Brunnera macrophylla‘Looking Glass’
ムラサキ科  宿根草 (暖地では半常緑)
別名:ブルンネラ シベリアン ブグロス(英名)
原産: ヨーロッパ
草丈: 40cm

ブルネラといえば、この班入りの葉をもつルッキンググラス。
光っているかのような銀葉に、美しい模様が入っています。
初春に小さな水色の花が咲きます。
花が無い時期でもカラーリーフとして楽しめます。
日陰のガーデンにおすすめ!株が大きく成長してきます。
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