白い花の庭づくり人、セミアです(⌒-⌒)
今日は、我が家の鉢植えの中で最も神秘的な女王を紹介します。
俗名は『ヒマラヤの蒼いケシ』といいます。
英語では、ヒマラヤン・ブルー・ポピー。
メコノプシスという正式名もあるけれど、こちらは数種類あり、
我が家のは青い花を咲かせる、ヒマラヤ原産の
『メコノプシス・ベトニキフォリア」になります。
こちら↓の写真は、今年の4月中旬ころ撮影したもの。
12月の現在は地上部が枯れた状態になっています。
春になったら、またこんなふうに芽が出てきてくるかな?と
ドキドキです。
チベットなど原産地では、種子を食べたり、全草を薬用にしたり、
乾燥させ漢方として用いるそうです。
表面がとげとげしているし、むしろやっかいな雑草扱いだとか。
でも、ここ神奈川県の平地では栽培は難しく慎重に育て
なくてはなりません。
鉢で育てていますが、もちろん他の植物と一緒にして、
寄せ植えとかにはできないですね。
こちら↑1つ目の花が開花したときです!
4月の30日くらいに撮影。
ちゃんと育つか心配だったから、喜びもひとしおでした。
東の陽があたる場所に置き、昼以降は鉢を日陰に取り込んでいました。
基本的に日陰のプランツとして育てた方がよいです。
あまり強い陽があたり過ぎると、ブルー色がだんだん薄くなって
きてしまいます。
葉っぱは、日ざしが柔らかい時間帯に見ると、
やや青みを帯びた色をしていて、このブルーグリーンの
茎や葉が、神秘的な存在感を醸し出しています。
葉は思ったより強いような気がするのですが、雨が大量に
あたってその後に強い陽があたると、葉焼けをおこします。
葉を守る意味でも、午後からは日陰に移動させた方がベターですね。
こちら↑は、5月に入ってから撮影したヒマラヤの蒼いケシ
です。
ついていたツボミが、全部咲いてくれました。
育て方の情報も少ないし、あっても平地と原産地とでは
違うだろうしで、肥料を与えるのが怖かったです。
数個の花が開花したときは、ブルー色が
すこし淡めのカラーになっていました。
我が家の、ヒマラヤの蒼いケシの花苗は、いつもお世話に
なっている「日本花卉ガーデンセンター」さんで
手に入れました!
元気に育ってくれて、ホントによかったです♪♪♪
♡ブックマーク♡ぜひまたきてくださいね♪
❀TIP:
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【ヒマラヤの蒼いケシ】
別名: メコノプシス・ベトニキフォリア
英名: Himalayan blue poppy
学名: Meconopsis betnicifolia
ケシ科メコノプシス属
草丈 : 100~120cm
原産地: 中国雲南省北西部の高山地帯
落葉耐寒性多年草
ネパール、チベット、ブータン、シッキム、
などの3,500メートル級の高山に分布し、
真っ青な花を咲かせる。
一年生もしくは多年生の草本植物。
日陰で育てるようにし、高山植物として扱うとよい。
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■メコノプシス・ベトニキフォリア
(Meconopsis betonicifolia Franch)
一般的にヒマラヤの蒼いケシと呼ばれている品種。
■メコノプシス・カンブリカ
(Meconopsis cambrica (L.) Vig.)
ヨーロッパ原産で、黄色、オレンジ、朱色がある。
■メコノプシス・ケレドニフォリア
(Meconopsis chelidonifolia Bur. & Franch.)
黄色い花を咲かせる。
■メコノプシス・グランディス
(Meconopsis grandis Prain)
大きめの青い花を咲かせる。
薄い色〜深い色があり生息地で違う。
■メコノプシス・ホリドゥラ
(Meconopsis horridula Hook. f. & Thomson)
標高4000m〜7000mの高山にのみ生息。
ブータン王国の国花。天上の妖精、幻の青いケシ。
■メコノプシス・ランキフォリア
(Meconopsis lancifolia (Franch.) Franch. ex Prain)
■メコノプシス・パニクラータ(Meconopsis paniculata Prain)
主産地は東ヒマラヤ一帯で、草丈2mを超える。黄色花。
■メコノプシス・ナパルエンシス(Meconopsis napaulensis DC.)
2mを超え紅紫色の花が咲く。
産地はネパールから東ヒマラヤ一帯。
■メコノプシス・プニケア(Meconopsis punicia Maxim.)
中国西部に広く分布。red poppyと呼ばれ
真紅の垂れ下がった花弁が特徴。
■メコノプシス・クイントゥプルネルウィア
(Meconopsis quituplinervia Regel)
小型で青紫色の花を咲かせる。
■メコノプシス・シンプリシフォリア
(Meconopsis simplicifolia (D.Don) Walp.)
標高3500-4000mの林床に生息。
青花と赤紫色の花を咲かせる系統がある。
青花として最初にヨーロッパに紹介された。
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