イングリッシュガーデンにも馴染む、白いポンポン花の低木

白い花の庭づくり真っただ中、セミアです。

スロープガーデンに植栽した低木『フォサギラ・ガーデニー』が、開花しはじめています。桜のように、葉が生い茂るより先に、花をつけてゆきます。

ただ、葉はちいさいのがチョロリっと出ています。それがまた、かわいいんです！色は白っぽいキミドリ色で、まるで白いポンポン花に葉色を合わせているかのようです。

植えつけて数ヶ月後の秋に、書いた過去記事でも紹介しましたが、葉の色がいろいろと変化するところが、この植物の大きな魅力です。秋になると、黄〜オレンジ〜赤へと紅葉の色も変化してゆくんです。おまけに、枯れ枝までシアン色（青緑）に変わる！それに加えて、この春の白っぽい薄キミドリの葉です。

（過去記事）
「フォサギラ・ガーデニー、１株で４度おいしい低木」

花は、毛糸でつくったポンポンみたいです。子供の毛糸編みの帽子の先っぽについてるアレです。触るとフワフワしています。鼻先を近づけると、花の香りがします。

これだけ、色々な表情をみせて目を楽しませてくれる低木フォサギラですが、手入れは簡単！というか、ほとんど何もしないで大丈夫。最長でおそらく２mくらいになりますが、剪定すればもう少し低い状態を保つこともできます。枝が細いので剪定もしやすいですね。

なんとなく和の雰囲気にも似合いそうな愛らしい姿ですが、原産国はアメリカなんですね。宿根草やバラなどがそばにあっても、しっくり馴染む景観をつくれると思いますよ。スロープガーデンでは、目立つ場所に主役扱いでドーンと植え付けしてあります。