白い花の庭づくり人、セミアです(⌒-⌒)
“小径のガーデン”のデザイン計画をしています。
その名のとおり、曲がりくねった「小径」がメインになった、
横に長いスペースのガーデンです。(図面)
海外のいろいろなガーデンデザインを参考にしているのですが、
そのまま真似できないので、なかなか決定できません。
なぜそのまま真似できないかというと、元々この地にある
土留めに使われている古い日本産の石や、すでに使われている
煉瓦やブロックなどの材料との兼ね合いがあるからです。
“全体”で、見なくてはならず、一部分をまるっきり真似る
ことができないんですよね。
とりあえず、こちら↓が『いいな〜』と思っている
ガーデン小径のデザイン見本です。↓
「ステップ石」+「縁取りの丸い石」+「小石」
この3種類の石から構成されている、くねくね路です。
ステキだけれど、ロックガーデンの山を支えている
元々積んである“土留め石”、との相性を考えると、
この写真のようにイギリス原産の黄色っぽい石、
「コッツウォルド」は、合わないのです。。。
蜂蜜色の天然石、とってもステキなのですが。。。
そこで、黄色系の石ではなく、グレー系(少し薄紫が入る)の
石はどうだろうか?と考えていて、カナダの重厚な雰囲気のある石、
『カナディアンバサルト』を、園路のふちに置く丸いステップ石
として使いたい、と考えるようになりました。
石の見本がいくつか手に入ったので、実際に並べて
シュミレーションしてみました。↓ ↓ ↓
ガーデナーSさんが、これに合う小石を探してきてくれました。
そして、縁取りに使う中ぐらいの大きさの丸っこい石は、
2つ候補があります。
(↑写真の右と左では、違う石が並んでいるのがわかりますか?)
写真の向かって右に3つ並んでいるのは『安山石』です。
見た目ではわかりにくいかもしれませんが、ベースが黒っぽく、表面
はベージュ色をしているので、中の黒が透けた感じに見えて素敵です。
中央の石は紫がかったグレー系ですから、これをふちに使うと
変化のある表情が描けるでしょう。
向かって左に2つ並んでいる縁取り石は、中央にどかんと置いた
ステップ石『カナディアンバサルト』と同じ石になります。
要するに、左側のデザインにするならば、中央の踏み石とふちに並ぶ
石が同じものの大きさ違いになる、ということです。
雰囲気をより感じるために、植物を置いてみました!↓
実際に庭に石を敷いたときには、このように植物がおおい被さってきます。
さて、安山石と、カナダのバサルト石と、どちらがイイと
思いますか!?
アップで片方づつ撮影した写真です↓。
こちらは『安山石』との組み合わせパターンになります。
そしてこちら、↓下記の画像は、同じ『カナディアンバサルト』で、
ステップ石&縁取り石を使った、組み合わせデザインになります。
いかがでしたか!?
どちらのパターンがお好みですか!?
以下の写真↓は、石を水で濡らしてみたところになります!
乾いているときと、潤っているときでは、
ぜんぜんカラーが違って見えますよね!
濡れると、かなり安山石が赤黄色っぽくなりますね。
さてさて、
*グレー系で、シンプルにまとめるか、
*黒が入ったベージュっぽい石で明るくまとめるか、
悩むところです。
他にエクステリアで使っている“材料”の存在がありますので、
これ以上の「色数」を増やしたくないな〜、
という気持ちはあります。
シンプルに同じ石でやっておいた方がよさそう!?
(さて、どうなることやら...)
ちなみに、小石はそのまま土の上に置くと、ちょっとした
隙間から雑草が生えてきてしまい、手入れが面倒です。
曲がりくねった小径(園路)の下には、真砂土を敷きつめ、
その上に小石をパラパラ置くようになります。
これで雑草よけになるので、当面は安心です!
(真砂土とは、駐車場などで使われることがある、カチカチに
固まる砂?のようなものです)
とはいえ、「ステップ石」+「縁取りの丸い石」+「小石」、
この3つで園路を形づくると、かなり立体感が出ます。
そうすると、山から落ちてきた枯れ葉が、でこぼこの部分に
挟まりやすくなってしまうということが懸念されます。
(;_;)
「落ち葉の掃除機があるから、大丈夫じゃない!?」
という想いもありなのですが。。。どうだろう!?
ガーデナーのお仕事のひとつは「悩む」!ですね。
けれども、クリエーティビティーが発火する
楽しい悩みです♬
♡ブックマーク♡ぜひまたきてくださいね♪