先日、素敵な中庭のあるショッピングエリアを歩いていたら、たくさんの花を咲かせている、プロテアの鉢植えに遭遇し感激しました。

このプロテアは、我が家でも鉢植えで育てているものでピンクアイスという品種です。
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鉢植えで育てはじめて早5年。3回の引っ越しを共にしてきた同士です。

はい、この我が同士(下の写真)は、未だつんつるてんでございます。お花は5年間いちども咲いていません。

ツボミらしきものはできるのですが、途中で茶色くなって終わってしまいます。
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だから、ショッピングエリアの中庭で沢山の『プロテアピンクアイス』の花が開花している様子を見て、感激しちゃったのです。

だって生まれて初めてプロテアピンクアイスの花を肉眼で見たのですから!
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“花の女王” と呼ばれているだけの風格はありますね!

大きくてユニークな形の花が沢山ついている様子は目を引きます。蕾のような形なので豪華さはありませんが、ワイルドな姿に目を奪われます。

このプロテアという植物は、育てるのがとても容易です。それにかまけて、肥料をやったりなど甲斐甲斐しくお世話をしていないから花を咲かせることができないのでしょうか。

そう思ったこともあって、肥料とか液肥とかを何度かあたえてみたのですが、その度に葉が変色したり弱ってきたりしたので、チャレンジするのが怖くなり今は何もしていません。(追記参照)

 

👉追記:

オーストラリアやニュージーランド、それから南アフリカの植物は、「酸性の土」を好みます。この記事を書いた時は、そのことを知りませんでした。一般的な日本の園芸種に与えるような肥料は嫌いますし、それらと同じPhの土に植え付けすると枯れることがあります。土を酸性にする方法は別記事に書きたいと思います。

 

 

ドライフラワーとしても人気

樹形はどうする

何もしていないとグリーンを保ったまま美しい樹姿でいてくれます。

そんなこんなで、地植えにしたら花を咲かせてくれるかな、と淡い期待を抱いております。

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melbourne daily

放置しておくと、ブッシュ状になってしまうプロテアの樹。

この写真↑のように、スタンダード仕立ての樹形にしたいな〜と思っています。

我が家のプロテア・ピンクアイスは、太い幹が左右に2本づつ伸びていて、Yの字のような樹形になっています。

ガーデナーSさんにこのスタンダード仕立ての写真を見せたら「こういう形にもできるよ」って、おっしゃっていただけました。

スタンダード仕立てにするということは、2本あるYの字のように生えてる幹のうちのどちらかをカットしてしまう、という事ですから、そんなことするのは超ドキドキもの。

けれども、この道40年のプロの方が言うには「スタンダード仕立てにするかは、どっちをカットすればいいか、ちゃんと分かるから大丈夫」ということでした。

助かります。

さ、て、と。後は、地植えにする場所が問題です。

プロテア・ピンクアイスは鉢植えならば周囲とも調和しやすいのですが、スタンダード仕立てで地植えとなると、ユニークで目立ち過ぎますので、他のプランツとの兼ね合いが難しいです。

でも、大好きなプロテア。きっと適材適所がみつかるはず!って、信じています。

きっと、きっと、我が家でもこのピンクのユニークな大輪をいっぱい咲かせるぞ〜!

 

 


Plants Note:

 

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【プロテアピンクアイス】

学名: Protea neriifolia x susannae
ヤマモガシ科プロテア属
草丈: 1〜2m
花期:   春~秋
半耐寒性常緑低木

原産: 南アフリカのケープタウン
付近に自生しているが、オースト
ラリアやニュージーランドにも生息。

強い植物で育てやすい。
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